出雲地区建設業協会 事業内容

平成26年度第2回現場代理人安全管理研修会を開催しました。

 
平成27年2月12日
 
建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会
   
   このたび、建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会では、「平成26年度第2回現場代理人安全管理研修会」を出雲建設会館2階大会議室において開催しました。
 平成25年の島根県の建設業における労働災害は、労働災害、死亡災害とも前年を上回り、島根労働局長から建災防島根県支部長に対し安全対策の徹底と安全教育の推進を求められるなど、課題の多い年でした。また、平成26年は、労働災害はやや減少したものの、死亡災害は同数であり、死亡事故の割合は依然として高くなっております。
 このようなことから、当出雲分会では、全国建設業労働災害防止協会が行っている労働安全・衛生活動推進の一環である講演会講師の派遣事業を活用し、主に現場代理人・主任技術者等を対象とした研修会を去る2月12日(木)、午後1時30分から開催いたしました。
 研修会講師には、鳥取県・山口県を除く中国三県と四国四県を担当エリアとして活動されている建災防香川県支部駐在の高橋安全管理士を招き、「〜安全はものづくりの中に〜」と題して講演していただきました。当初、60名の参加希望者がいましたが、年度末でもあり、急遽現場用務が発生するなどにより、51名の参加者となりました。
 開会に当たり、当出雲分会の荒木副分会長が挨拶に立ち、「年度末でご多忙の中、日頃代理人として会社の先頭に立って、品質、安全、工程という重要な職務を担っている方々が、本日の研修会に参加いただき、誠に感謝申し上げる。本日の講師には、2年前にも講演をお願いした高橋安全管理士にお出かけいただき、建設産業の課題と動向や労働災害をなくす考え方等について、お話しいただくことになっている。本日学んだことを会社や現場で実践していただき、無事故、無災害の職場づくりに役立てていただきたい。」と、研修会の意義を話され、研修会に入りました。
 研修会では、まず最初に安全の定義についてお話があり、リスクアセスメントによるリスク低減措置の重要性を説かれたのち、建設産業の現状と人材の確保・育成等の今後の課題や法令改正の動向についてお話ししていただきました。その後、労働災害の発生状況と労働災害をなくす考え方、安全ルールを守る事業者の責務や教育訓練の重要性、そして最後に労働安全衛生規則の改正の動きなど、現場を統括する代理人にとって、大いに参考となるお話を約1時間30分にわたってお話しして頂きました。
 受講者の皆さんは、講師先生のお話を熱心に聴き、資料やスライド画面を見ながら、うなずいたりメモを取ったりしていました。
 研修会終了後、当分会の平井安全委員長が、講師の高橋安全管理士にお礼の挨拶を述べて、この度の研修会を終了いたしました。
 なお、本日の研修会は、島根県土木施工管理技士会出雲支部との共催で実施し、「平成26年度第2回現場代理人安全管理研修会」としてCPDSのプログラムに認定・登録されており、後日参加者あてに受講証明をお送りすることにしております。


image image
荒木副分会長の開会挨拶   建災防香川県支部駐在の高橋啓典安全管理士に講演していただきました

image image
研修受講状況(1)   研修受講状況(2)

 

| HOME | 新着情報 | 協会の概要 | 青年部のご案内 | 会報のご案内 | 地域づくり | 会員紹介 | リンク |
Copyright (C) Associated General Constructors of Shimane,Izumo Dept., All Rights Reserved.
画像及び文章の無断転載・無断引用・販売等は固くお断りします。
E-mail:izumoken@orange.ocn.ne.jp