技士会 事業内容

技士会出雲支部の現場視察研修会を実施しました。

 
平成26年10月9日
   
   島根県土木施工管理技士会出雲支部では、例年建設工事の専門知識及び技術習得を目的とした工事現場視察研修会を実施しており、今年度は10月9日(木)、島根県農林水産部農村整備課発注の安能広域農道整備事業の工事現場を視察見学しました。
 出発予定時刻の9時には、参加者27名全員が集まり、大型バスにて安来市母里町地内にある視察現場へ向かいました。公共事業の減少や先進的な工法を採用する事業も少ないことから、年々参加者が少なくなってきており、やや寂しい見学会でありました。
 工事現場へは、斐川インターから山陰自動車道に乗り、安来インターで降りて視察現場に向かい、概ね予定の時間である10時に到着しました。
 視察現場到着後、(株)中筋組の福間 純技士長に出迎えていただき、早速トンネル内の施工現場へ案内して頂きました。施工現場はぬかるんでおり、足場が悪い中でしたが、全員が現場内に入り、福間技士長から工事の施工状況や苦労話などについての説明を聞かせていただきました。
 視察現場となった安能広域農道2工区トンネル(全幅=8.0m、延長=403m、施工方法=NATM工法)は、既に貫通しており、作業状況を拝見することはできませんでしたが、工法的なことや施工上の特性、施工管理状況等について具体的な説明をしていただきました。
 参加者からの質問も特になく、予定時間より早めに視察現場を後にし、昼食会場である境港市竹内団地のお食事処『弓ヶ浜』へ向かいました。
 昼食休憩の後、全員で昼食会場の近くにある『水木しげるロード』を散策しました。約50分程度散策した後、出雲建設会館へ向かい、到着したのは午後3時でした。
 今回視察した安能広域農道は、平成28年度完了予定の見込みで、主要地方道安来伯太日南線安来市母里地内から国道432号安来市広瀬町菅原地内までの10.9キロメートルの2車線拡幅工事を行うこととしており、農産物及び資材輸送に係る労力の軽減や時間の短縮、地域間の交流人口の拡大等地域の活性化が期待されております。


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(株)中筋組の福間技士長から
概要説明を受けました。
  概要説明に耳を傾ける参加者の皆さん。

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トンネル内部の視察に向かいます。
  トンネルの中どころで説明を聞く参加者。

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終点近くで説明を聞く参加者。
 
現場研修が終わり
待ち受けるバスに向かう参加者。

 

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