出雲地区建設業協会 事業内容

平成26年度「安全研修会」を開催しました。

 
平成26年9月3日
 
建設業労働災害防止協会出雲分会
   
   建設業労働災害防止協会(以下「建災防」という。)島根県支部出雲分会では、年2回、現場代理人のための安全管理研修会を開催しております。
 今年度も昨年同様、第1回目の研修会は一般社団法人出雲市建設業協会と共催で実施することとし、去る9月3日、午後1時30分から、出雲建設会館2階大会議室において開催し、会員企業から77名の方が参加されました。
 今年度の研修会の進行役は、当建災防出雲分会が受け持つこととなり、三代安全副委員長((有)斐川建設)の司会進行により、「安全研修会」が始まりました。
 開会に当たり、建災防出雲分会の荒木副会長が挨拶に立ち、「今年は、予想をはるかに超える集中豪雨がゲリラ的に発生し、多くの犠牲者を出した。安全面には気を付けていても、想定外の豪雨、土石流の発生などにより、災害から逃れることができないこともある。しかしながら、日頃から安全に気を配り、危険予知等の訓練を実施していることで、災害や事故から身を守ることもできる。本日は、建災防の高橋次長に『元請のリスクアセスメント』と題してご講演いただくことになっており、危険性・有害性をできるだけ取り除くための方法、手順について学んでいただきたい。また、後半の部は、島根県出雲保健所の中川所長様から『こころの健康教室〜ストレス対策・うつ病・お酒の問題について〜』と題して、ご講演いただくことになっております。本日の研修会で学ばれたことを、それぞれ会社にお持ち帰りになり、社内啓発に努めていただきたいと思う。」と話され、講演会がスタートしました。
 第一部の講演会講師の高橋次長からは、最初に労働災害の傾向と三大災害の防止について、問題行動の事例を示しながら説明され、次に、設計段階でのリスクアセスメントの進め方、施工段階でのリスクアセスメントの進め方について、スライドを使用してお話ししていただきました。最後に作業手順書作成にあたっての留意点と工事安全衛生管理計画書の検討事項について、懇切丁寧に説明して頂き、約1時間30分の講演会を終了しました。
 つづいて、午後3時からは、島根県出雲保健所の中川所長に講演して頂き、ストレスの原因、うつ病の症状・対処の仕方について、わかりやすく説明していただき、また、アルコール多飲の影響や適量についての説明やお酒との上手な付き合い方などを、実例を挙げながらお話しして頂きました。
 参加者の皆さんは、スライドや資料を見て、うなずきながらも耳を傾けてお話を聞き、途中退席者は一人も出ず、最後まで熱心に聴講していました。
 最後に、出雲市建設業協会の福代副会長から、講師先生に対し講演のお礼を述べ、約2時間30分にわたる研修会を終了しました。


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建災防出雲分会 荒木副分会長の挨拶   建災防島根県支部 高橋次長の講演(1)

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講演中(1)   出雲保険所 中川所長の講演(2)

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講演中(2)   出雲市協会 福代副会長のお礼挨拶

 

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