技士会 事業内容

島根県土木施工管理技士会出雲支部の現場視察研修会を実施しました。

 
平成25年10月8日
   
   去る10月8日(火)、島根県土木施工管理技士会出雲支部では建設工事の専門知識及び技術習得を目的とした工事現場視察研修会を実施しました。今年度は中国横断自動車道尾道松江線尾道道路の整備工事現場を視察見学しました。
 出発予定時刻の10分前には研修会参加者31名が集まり、予定通り9時30分に出雲建設会館を出発し、工事現場の説明会場である三次市の三次ロイヤルホテルへ向かいました。例年40〜50名が参加するこの現場視察研修会は、本年7月、8月に島根県西部を襲った大雨被害により、測量、設計等のコンサルタント会社から多くの職員が応援に出掛けているため、やや少ない参加者となりました。
 途中、道の駅「たたらば壱番館」でトイレ休憩をとりましたが、三次ロイヤルホテル近くで道路工事をしていたため、予定の時間より約5分遅れて到着しました。
 11時05分から三次ロイヤルホテルの会議室を会場に、国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所の景山浩孝調査設計課長から12時までの約1時間にわたって事業概要を説明して頂きました。
 最初に、景山調査設計課長が自己紹介をされた後、平成14年3月の工事着手から現在までの事業経緯や事業進捗率、期待される整備効果等について、プロジェクターを使って分かり易く説明して頂きました。また、整備事業にあたり、工事費用の低減を図る取組み(サービスエリア、パーキングエリアの廃止)やチェーン脱着場及び除雪基地の整備など主な特徴を説明して頂きました。景山課長は、島根県飯南町のご出身であり、島根県内の道路事情にも詳しく、設計や施工で苦労された話しや、留意された点等、懇切丁寧にお話しされ、終始和気あいあいとした説明会となりました。
 昼食休憩の後、午後1時に工事現場へ向かい、最初に三次東JCT・IC付近を見学した後、三良坂ICの出入口である長田第2改良工事の施工現場へ行きました。この工事現場は、チェーン着脱場や除雪基地も整備される箇所であり、ダンプが行き交いする中で、工事の施工状況や進捗状況について、平面図を広げて細かく説明して頂きました。また、会員からの質問にも、テキパキと答えていただき、大変有意義な視察研修となりました。
 この尾道松江線は、平成25年度には、吉舎ICから三次東JCT・IC間が供用予定であり、平成26年度には、世羅ICから吉舎IC間が供用する見込みで、あと1年6ヶ月後には、尾道松江線の全線供用開始が見込まれております。


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長岡支部長の研修会冒頭あいさつ   景山調査設計課長の事業概要説明

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研修状況
  施工現場を視察する皆さん(1)

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現地で説明する景山調査設計課長
 
施工現場を視察する皆さん(2)

 

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