出雲支部 事業内容

平成22年度 第2回現場代理人安全管理研修会を開催しました。

 
平成23年1月28日
   
   建設業労働災害防止協会出雲分会では、島根県土木施工管理技士会出雲支部との共催で、「平成22年度第2回現場代理人安全管理研修会」を去る1月28日、出雲建設会館2階大会議室において開催しました。
 この時期、雪の降る寒い日が続いておりましたが、この日は、珍しく太陽も顔をのぞかす好天で、参加者数も81名と、会場がほぼ満員になるほど盛況な研修会となりました。

 研修会は、三代安全委員の司会進行で始まり、最初に挨拶に立った荒木副分会長が、「昨年、広島へ現場研修に行った際、ある会社の現場で命の尊さを説くための取り組みを見てきました。
 その取組みとは、現場の掲示板に現場で作業をする方たちの大事な家族、子供、孫等の写真が貼ってあり、その写真は、作業に取り掛かる従業員に『今日も一日無事故でよい仕事をしてきてね!』と語りかけると同時に、作業員も今日一日家族(妻、子供等)のために『事故は絶対に起こさないぞ!』と気を引き締めて現場に向かわれる、守り神のような役目を果たしているのだそうです。
 本日は、お二人の講師様から、それぞれ違った立場で安全に関する講演会をしていただきますが、参加された皆様には、本日の研修会で学ばれたことを会社に持ち帰って、現場の安全管理の徹底に役立てていただきますようお願いします。」と話された後、お二人に講演をしていただきました。

 最初に講演に立たれた出雲県土整備事務所の荒川恭行技術専門監には、“検査から見た安全管理について”という演題でお話をしていただきました。講演では、最初に昨年島根県が実施した施工体制に関する一斉点検結果の問題点や指導事項についての説明や検査時の考査項目における創意工夫キーワードのポイント等についての説明が行われ、その後、現場における安全対策の事例等をスライドにより分かりやすく解説していただきました。

 次に講演をしていただきました、建設業労働災害防止協会広島県支部駐在の坂本栄生主任安全管理士には、“建設工事の統括管理について”という演題で、他産業と異なる特殊な現場状況にある建設産業での事故発生のメカニズムについてお話をしていただき、事故事例についてスライドを使って説明され、その原因や対策なども事細かく話していただきました。特に不安全行動による事故の対策として、リスクアセスメントの重要性や潜在する危険をなくす取り組みの必要性について受講者に訴えておられました。

 最後に、平井安全委員長がお礼挨拶に立ち、「講師様には、大変有意義で参考になる講演をしていただきお礼申し上げます。本日の研修会の内容を、会社の従業員に周知徹底し、当出雲分会では無事故、無災害を目指して頑張ります。」との決意表明をし、研修会を終了しました。

 なお、本日の研修会は、島根県土木施工管理技士会出雲支部の「平成22年度第2回現場代理人安全管理研修会」でCPDSのプログラムに認定・登録されております。


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開会挨拶 荒木副分会長
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講師 荒川専門監

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研修風景
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講師 坂本主任安全管理士

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坂本主任安全管理士
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閉会挨拶 平井委員長

 

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