技士会 事業内容

島根県土木施工管理技士会出雲支部の現場視察研修会を実施しました。

 
平成22年10月6日
   
   島根県土木施工管理技士会出雲支部では、建設工事の専門知識及び技術習得を目的とした工事現場視察研修会を例年実施しており、今年度は10月5日(火)に国土交通省中国地方整備局出雲河川事務所発注の放水路事業の現場を視察見学しました。

 研修会には会員42名が参加し、午前11時から出雲建設会館で行われた放水路事業概要説明会では、開会のあいさつで、長岡支部長が、県のワンデーレスポンスの全面実施に触れ、「我々としても的確な工程管理を行い、経費の無駄を省くとともに、良いものを作るよう努力しなければならない。」と会員にも技術力向上の努力をするように、また、「最近、工事現場での労働災害が多発している。無事故、無災害を目指して、現場の安全管理の徹底に努めていただきたい。」と安全対策の徹底についても要請がありました。

 長岡支部長の挨拶のあと、約1時間、放水路事業の概要の説明を国土交通省中国地方整備局出雲河川事務所の青戸工務課長から受けました。概要説明では、斐伊川の成り立ち、地質、過去の水害履歴、事業の必要性、工事着手までの経過等大変詳しく説明していただき、会員も大変熱心に聞き入っていました。

 午後1時に大型バス1台で現場に出向き、最初の現場である放水路の入り口となる分流堰を見学し、工事の進捗状況や分流する流量を調整するゲートの仕組みなどについて、説明を受けました。計画流量や分流量、沈砂池量などについて、出雲河川事務所の職員にいろいろと質問をする会員もいて、放水路事業の関心の高さが伺えました。

 このあと、神戸堰と新内藤川の水門の現場に行き、堰の役割や特徴、水門の効果等についても詳しく説明を受けました。
 現場見学終了後、参加者全員で出雲大社御本殿大屋根特別拝観を行い、そののち仮本殿にて技士会会員の安全祈願を行い、午後4時30分に出雲建設会館に帰着しました。


image image
長岡支部長挨拶   概要説明

image image
 
  斐伊川放水路事業現場

 

| HOME | 新着情報 | 協会の概要 | 青年部のご案内 | 会報のご案内 | 地域づくり | 会員紹介 | リンク |
Copyright (C) Associated General Constructors of Shimane,Izumo Dept., All Rights Reserved.
画像及び文章の無断転載・無断引用・販売等は固くお断りします。
E-mail:izumoken@orange.ocn.ne.jp