建設会報出雲No.138
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No.1382025 新春号令和7年 年頭所感年頭のごあいさつ一般社団法人 島根県出雲地区建設業協会会 長栂野 直宏2 新年あけましておめでとうございます。 皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。また、平素から協会の活動に対し、多大なるご支援ご協力を賜り改めて感謝申し上げます。 年末の今年の漢字一文字ではありませんが、昨年の漢字は「変」という漢字に象徴された一年ではなかったかと思っております。国内では秋の衆議院議員選挙で与党が過半数割し国会の与野党の構成が大きく変わりました。また11月のアメリカ大統領選挙では、トランプ氏が予想を超える圧勝での返り咲きを果たし、今年1月就任以降、世界が激変するのではないかと感じている人は大多数ではないかと思っております。 一方、昨年は1月1日の能登半島地震に加え、9月にも豪雨災害と1年の中で二度の自然災害が起きました。被災地の方々のご苦労はいかばかりかと思うばかりですが、これら災害も住民にとって生活環境の大きな変化であり、いつ何時私達の住むこの地においても起こりうる変化ではないかと強く感じております。 こうした環境の変化のなか、特に自然災害被害に対して、一日でも早い社会インフラ等の復旧にあたるのは私たち建設業界であり、その社会的使命において無くてはならない業界であり、改めてこの存在意義を再認識するとともに、日ごろからこれらの変化に備え、いつでも対応出来るようにしていかなければならないのではないでしょうか。 建設業界も人手不足、高齢化の進展、物価高騰と賃金上昇による原価増など、問題は山積している状況にあることは皆様も異論がないところだと思っております。加えて昨年には「働き方改革」もスタートし、益々取り巻く経営環境は変化し厳しさを増しています。こうした業界内の内なる変化に対しても果敢に挑戦していかなければなりません。 皆様とともにお知恵もお借りしながら課題解決に向け尽力して参る所存でおりますので、今年も変わらずご協力を賜りたいと思っております。 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。会長挨拶

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