島根県立東部高等技術校住環境・土木科2年陶山 太一建設会報インターンシップを終えて17いずも 今回、株式会社フクダ様に5日間のインターンシップでお世話になりました。この5日間では主に、現場で施工管理とはどのような仕事なのか具体的に学ぶために行きました。 実際に、斐川上島線(武部2工区)総合交付金(改築)工事(補正)第11期と令和5年度神戸川沖地先軟弱地盤対策第1工事の現場を間近で見学させていただきました。施工を進めていく中で、トラブルがあっても土木施工管理技士の方は瞬時に状況把握し、判断することで現場の作業員の方にも的確な指示が出せることがわかりました。施工管理技士は様々なところに目配りしなければならないと感じました。また、技術校でも学んだ管理基準の4大管理の大切さと大変さを再認識することができました。 最新技術のICT施工やUAV技術や3D技術についても学びました。UAV技術のドローンを実際に操縦させていただきました。操縦方法はとてもシンプルで簡単に上空から撮影することができました。ドローンを用いて3Dデータを作成し、ICT施工に繋がると感じました。また、ICT技術を適切に活用するために知識を身に着けることが重要だと思いました。 他にも技術校ではレベルとトータルステーションの2つの扱い方を学びましたが、測量技術も益々進化していることがわかりました。従来の測量は2人で行っていたのに対し今回の現場では、自動追尾型のトータルステーションを用いて1人でも測量が行えることがわかりました。実際に仮鋼矢板の位置出しを体験しました。簡単に構造物の位置出しを行うことができ、担い手不足の土木業界に最適だと感じました。 今回のインターンシップを通して、土木施工管理技士とは幅広い工事に携わり、特に品質管理や安全管理を徹底すると共に周りへの配慮も欠かせてはならないことを学びました。 私は、4月から土木業界で仕事をしていく上で、今回のインターンシップでのことや技術校で学んだことを活かして土木業界に貢献できるよう日々精進していきます。誠にありがとうございました。インターンシップ体験インターンシップ体験インターンシップ体インターンシップ体験験
元のページ ../index.html#18