今の社会は、福祉が尊重されている社会、つまり前世代のために現世代が集
めたお金を使うという社会の構造になっています。なるほど福祉は大事な事業
ではありますが、本当に私たちは次の世代の社会整備基盤のためにお金を使わ
なくていいのでしょうか。
    我々は過去の世代が造った社会基盤整備の恩恵をこうむってきたのに、次の
世代に対してお金を使わなくていいという議論を現在しているにすぎないのではな
いでしょうか。
    優秀で能力のある子供たちが育たないとすれば、私たちの未来はないでしょう。
    私達は今の子供たちにやがて支えてもらわなければならない時期が来るのに。
    島根県においても、今1時間かかるところを30分で行けるような環境を作って
やらなければ、少子化の今、少ない子供たちが大勢の人間を支えることは出来な
いでしょう。

    そういうための努力を、現在、私たちは年々減らしていっていいんだという議論
ばかりしていませんか。

    つまり世代の責任ということを言いたいのです。
    世代の責任ということになると、いろいろな産業界がありますが、次の世代に対
して責任を持って仕事をしている産業界というのは、全産業界で我が建設業界以
外に何があるでしょうか。
    今、各自動車会社がつくっている車を、私達の孫が使えるとは思えない。
    私たちの子供、孫達が使えるものをつくる、私たちの子供、孫達がよくなるもの
をつくるというのは、私たちの建設業界です。つまり我々建設業は未来産業です。
未来産業である建設業はもっともっと自信を持ってほしい。
我々、未来産業が次世代のためにすべき事
がんばれ建設業
石 久 和 氏 講 演 会
平成20年6月10日:火曜日 なにわ一水