出雲地区建設業協会 事業内容

平成26年度 第3回安全管理パトロールの実施について

 
平成27年2月26日
 
建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会
   
   建災防出雲分会では、2月26日(木)、本年度最後の安全管理パトロールを実施しました。
 平成26年度は、6月に建災防島根県支部が主催する特別安全パトロールを実施して以降、出雲分会主催の通常安全パトロールを3回、年末特別安全パトロールを1回(3日間をかけて、各地区ごとに実施)、夜間パトロールを2回行い、合計6回のパトロールを実施しました。
 今回の安全パトロールには、中筋分会長と荒木副分会長、安全指導者6名が参加し、午前9時に出雲建設会館に集合し、パトロールの重点チェック項目等について打合せを行いました。
 今回の重点チェック項目は、リスクアセスメントを使ったKY活動の実施状況をチェックすることとし、打合せ終了後の9時30分に2台の車に分乗し、平田町内の工事現場に向かって出発しました。
 午前は、平田町内と大社町内の工事現場を2箇所見て回り、最初にそれぞれの現場代理人から工事概要の説明を受けた後、書類の記載内容及び整理状況についてチェックを行い、その後施工現場の作業状況を見させていただきました。2箇所とも、書類は概ね整理されており、現場も整理整頓が行き届いていました。また、午後は湖陵町と乙立町の工事現場を2箇所見て回り、書類のチェックや現場の不安全行動等の状況をチェックいたしました。
 パトロール終了後、出雲建設会館へ帰着し、全員でそれぞれの現場の良好な事項や改善すべき事項等について話し合い、パトロールを実施した事業所への結果報告書を作成しました。
 パトロール当日の天気予報は雨となっていましたが、参加者の中に晴れ男が居たらしく、幸いにも雨は降らず、用意した傘もトランクルームに入れたままで、予定より30分以上も早く終了することができました。
 当出雲分会では、平成27年度も同様のパトロールを実施することとしております。
 先日、出雲労働基準監督署から通知文書があったように、2月は工期末の追い込み期で現場が繁忙になる時期で死亡労働災害が多く発生する月であることから、工事現場では、不安全行動の有無について、重点的に点検を行いました。当出雲分会としては、一層の安全対策の指導並びに安全教育の推進について、引き続き取り組んでいくこととします。

 なお、今回のパトロールにおいて、気が付いた点は、概ね次のとおりです。
  • 工事現場は全般的によく整理整頓され、掲示物も良好であった。
  • 現場での不安全行動等も見られず、現場内での安全意識も高いように感じた。
  • 書類は概ね整理されていたが、リスクアセスメントの評価の洗い出しが不十分(KYのみで終わっている。)な現場もあり、もう少し工夫が必要であると感じた。


image image
注意看板も見えやすいところにありました。   現場事務所に到着後、
早速工事概要の説明を受けました。

image image
浮遊物等の流出対策も充分なされていました。   書類のチェックをする安全指導員

 

| HOME | 新着情報 | 協会の概要 | 青年部のご案内 | 会報のご案内 | 地域づくり | 会員紹介 | リンク |
Copyright (C) Associated General Constructors of Shimane,Izumo Dept., All Rights Reserved.
画像及び文章の無断転載・無断引用・販売等は固くお断りします。
E-mail:izumoken@orange.ocn.ne.jp