出雲地区建設業協会 事業内容

平成26年度「経営研修会」を開催しました。

 
平成26年11月5日
   
   このたび、出雲地区建設業協会では「経営研修会」を開催いたしました。
 この研修会は毎年度開催しており、本年度は、去る11月5日(水)、午後1時30分〜3時30分の2時間にわたり、出雲建設会館2階大会議室において開催し、会員40名が参加しました。
 研修会に先立ち、この研修会を企画、立案した経営改善研究委員会の岩ア担当副会長から「会員の皆様には、日頃から当地区協会の事業実施並びに運営に対し、格別のご理解、ご協力を賜り感謝申し上げます。また、本日は、経営研修会のご案内をしましたところ多くの方にご参加いただき、重ねてお礼申し上げます。さて、本日は、元(株)大林組土木管理部長の山内先生をお招きし、品確法と総合評価方式についてお話しいただくことになっております。改正品確法では、適正な予定価格の設定や計画的な発注、適正な工期の設定など適正な利潤を確保する仕組みを求めており、中長期にわたる担い手確保の責務が明記されております。地域の子供たちが、基幹産業である地元建設産業界へ就職して頂くよう、我々としても建設産業に誇りを持ち、建設産業の魅力を発信していく必要があると思います。この講演により、何か良いヒントをいただけるものと思いますので、しばらくの間ご清聴くださいますようお願いします。」と、冒頭のあいさつがありました。
 続いて、この経営研修会の講師派遣にご協力いただいた、西日本建設業保証(株)の橋本島根支店長から挨拶があり、「日頃、出雲地区建設業協会会員の皆様方には、大変にお世話になっており、この場をお借りしてお礼申し上げます。協会員の皆様は、社会資本整備、防災対策など地域の基幹産業としてご活躍されるなど、敬意を表する次第です。また、私どもの実施する前払保証業務に対してもご理解、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。さて、今年度の前払い保証に係る県内の動向は、災害復旧工事の前倒し等もあり、対前年7%の増となっております。また、来年度につきましても、若干増えるんではないかと見込んでいるところであります。現在、担い手三法が公布されており、中長期的な財源確保もされれば、相乗効果などもあり収益増に結びついてくるのではないかと期待しているところであります。出雲地区建設業協会の会員企業様が、今後益々ご活躍いただくとともに、本日の研修が有意義な会となりますことをご祈念します。」と話され、講演会に入りました。
 講師の山内氏は、元(株)大林組の土木工事管理部長を務められ、現在は(株)近畿地域づくりセンターの代表取締役社長として、また(一社)近畿建設協会の参与として、多岐にわたって活動をされております。更には、土木学会特別上級技術者として、各種セミナー講師を務められており、受注者の立場から総合評価方式にどのように対応するのか、技術提案書の具体的な提案ポイントなどについて、わかりやすく説明されるなど、総合評価方式の攻略に関する第1人者として幅広く、ご活躍されております。
 講演会は、「品確法と総合評価方式の現状と課題」と題してお話しして頂き、@総合評価方式の考え方、A総合評価の種類、B総合評価方式の試行、C総合評価方式の課題と対策の経緯、D簡易型への対応策について、歴史的な背景も含めてご説明をしていただきました。また、担い手三法の改正による今後の総合評価方式の動向については、現在進められている運用指針(骨子案)を注視していることなど、貴重なお話を聞くことができました。
 なお、講師様のお世話から研修会の諸準備まで大変お世話になりました、西日本建設業保証(株)島根支店様には、この場をお借りしてお礼申しあげます。


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岩ア副会長の開会挨拶   講演会の状況(1)

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西日本建設業保証(株)の
橋本島根支店長挨拶
  講演会の状況(2)
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山内講師先生の講演

 

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