出雲地区建設業協会 事業内容

出雲県土整備事務所幹部職員と意見交換会を行いました。

 
平成26年10月30日
   
   出雲地区建設業協会では、例年実施しております出雲県土整備事務所の幹部職員と意見交換会を行いました。本年度も、昨年と同じ会場の市内天神町のリッチガーデンにおいて、去る10月30日(木)、午後3時30分から午後5時まで行い、出雲県土整備事務所からは永井所長をはじめ、岩ア管理監、肥後統括調整監、各部長(建築部長を除く。)と技術管理スタッフの技術専門監2名の計10名に出席いただいて実施いたしました。当地区協会からは正副会長及び土木委員の計12名が参加しました。
 開会に当たり、永井所長から、「地区協会の皆様には、災害時の対応や公共施設の維持管理等において、日頃からいろいろとお世話になっている。本日は、公共工事の施工等に関する事項について、出雲地区建設業協会の役職員の皆様と意見交換を行いますが、満足のいく回答が出ない場合もあると思いますけれど、しっかりと議論を深めたいと考えております。昨日、青年部会の企画により、出雲農林高校の生徒さんたちと意見交換を行いました。子供たちの建設業への入職問題に関しては、親の気持ちも影響しているようで、若い時から興味を持ってもらうようにする必要があると感じた。以前は、『土木の日』に子供の気持ちを引きつけるようなイベントを行っていたが、最近は『土木の日』の行事をしなくなってきている。昨今の就職状況を見ても、土木関係の企業に応募する人が少なくなっているようで、県職員の土木技術職員の応募も少なくなっている。本日の資料に魅力発信に関するものを入れているが、若い土木技術者から後輩に対して、土木職場への就職を進めたり、様々な雰囲気作りが必要ではないかと思っている。今日は、いい機会なので、いろいろなお話をさせていただきたい。」と挨拶を受けた後、続いて中筋会長が、「2年前に自民党政権に替わってから、少しばかり流れが変わってきている。ただし、仕事があっても人がいないようではダメで、これから先、若い人が建設業への入職を希望するよう真剣に考えていく必要がある。昨日、建産連の会議で、担い手確保・育成コンソーシアム企画運営会議があり、今後5年間をかけて対応策を講じていくことになった。先般、予算の陳情で国へ要望をした際、公共投資が民業を圧迫するのではないか、というクラウディングアウトに関する意見も耳にしたが、とにかく若手が育たないと会社の運営も難しくなってくるので、我々業界と行政が手を携えて、若い人の建設産業への入職に力を入れていきたい。今日は、良い機会なので、忌憚のない意見を交わし合い、実のある意見交換会としたい。」と挨拶を行いました。
 その後、意見交換会に入り、入札・契約制度や設計・積算、施工管理等、多岐にわたって要望並びに意見交換を行いました。
 当地区協会からの要望については、懇切丁寧に回答をして頂き、大変有意義な意見交換会となりました。
 なお、この意見交換会で取り上げた議題については、今後土木委員会で協議結果を整理し、会員の皆さんにお送りする予定にしております。


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永井所長の挨拶   中筋会長の挨拶

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質問をする地区協会の参加者   質問に答える県土整備の幹部職員

 

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