出雲地区建設業協会 事業内容

出雲建設業暴力追放対策協議会を開催しました。

 
平成26年8月7日
   
   去る8月7日、出雲市塩冶有原町のニューウェルシティ出雲において「平成26年度出雲建設業暴力追放対策協議会」を開催しました。
 最初に、同協議会の中筋会長から挨拶があり「本日はご多忙のところ出雲警察者、出雲県土整備事務所から5名の方にお出かけいただきありがとうございます。昨年度末の異動により、出雲署、出雲県土整備事務所の当協議会に関係する皆さん全員がお替わりになり、新たな顔ぶれで暴力団追放運動を展開することになりました。公共工事も減っていることもありますが、暴力団がらみのトラブルも以前より減ってきております。これからも、出雲署、出雲県土、建設業協会が一体となって、暴力団の排除に取り組んでいきたい。」と決意を述べました。
 続いて、同協議会の顧問である伊藤出雲警察署長から、「このたびの異動により出雲署へ赴任してから4か月余りが経過した。協会の皆様には平素から暴力団排除の取り組みにご協力いただき、お礼申し上げる。現下の治安情勢を申し上げると、特殊詐欺事件などの事案は依然として増加傾向にあるものの、刑法犯がらみの犯罪は減少傾向にある。しかしながら、活動資金の獲得のため、暴力団の活動が巧妙化してきている。当出雲署管内には、長年暴力団の進出を許していない実績があり、引き続き暴力団の排除対策を推進していくことにしている。」と挨拶がありました。同じく同協議会の顧問で、発注者側の立場でもある出雲県土整備事務所の永井所長から挨拶があり「日頃から、建設業協会の皆様には、公共工事の推進に格別のご理解、ご協力をいただいている。当出雲県土整備事務所においては、今年度は暴力団に係る問題は発生していないが、相談事案はあると聞いている。この様な協議会で、警察当局、発注者、受注者が一体となって暴力団排除に取り組むことは、大いに心強い限りである。引き続き、暴力団の問題に関しては、毅然とした態度で臨むとともに、情報連絡を密にして、一層の取り組み強化を図りたいと思っている。」とのお話しがありました。
 その後議事に入り、最近の暴力団情勢について出雲警察署の担当課から、「日本国内には、指定暴力団が21団体あるが、そのうち3団体で75%の構成員を占めている。暴力団は、組織自体を表面に出さないで、巧妙に組織拡大、事業を行っている。県内にも約100名の構成員がいる。この出雲市には、以前いた安達組は現在なくなっているものの、出雲市への進出を狙っている団体もいる。出雲署としては、市民が安全に暮らせるよう暴力団の排除活動を引き続き実施していく。」と暴力団情勢についての説明がありました。
 最後に、公共工事への暴力団の介入事例を扱った暴力団対策ビデオ「暴力団排除の分かれ道〜勇気ある決断〜」を視聴し、平成26年度の出雲建設業暴力追放対策協議会を終了しました。

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中筋会長の挨拶   来賓である伊藤出雲警察署長の挨拶

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来賓である永井出雲県土整備事務所長の挨拶   協議会の議事進行状況

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暴力団情勢の説明を受けました。

 

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