出雲地区建設業協会 事業内容

平成25年度 第3回安全パトロールを実施しました。

 
平成26年2月5日
 
建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会
   
   建災防出雲分会では、建災防島根県支部が主催する特別安全パトロールのほか、分会独自に行っている3回の安全パトロールと2回の夜間パトロールを実施しております。
 昨年末、出雲県土整備事務所発注の工事現場で、約2週間の間に、幸いにも重症者はいなかったものの、5件もの労働災害及び公衆災害が発生しており、当分会に対し現場の安全管理の徹底を求められておりました。
 そのため、例年は2月中旬以降に実施しておりました第3回安全パトロールを、今年度は少し早めることとし、2月5日(水)に実施しました。
 今回の安全パトロールには、担当副分会長、安全指導者5名が参加することとなり、午前9時に出雲建設会館に集合し、パトロールの重点チェック項目等について打合せを行いました。
 今回の重点チェック項目として、リスクアセスメントを使ったKY活動の実施状況や墜落・転落災害の防止対策、車両系建設機械の用途外使用を確認、点検することとしました。
 打合せ終了後、参加者7名は2台の車に分乗し、大社町の最初の工事現場に向かって出発しました。
 午前のパトロールは、大社町内の工事現場を2箇所見ましたが、前日が立春であったにも関わらず、昨日からの降雪で、道路にも一部積雪が残り、大変に厳しい寒さの中でのパトロールとなりました。午前の2箇所とも、書類は概ね整理されておりましたが、生憎の雪で工事現場は雪に覆われており、当日の施工が中止になるなど細部にわたってのチェックはできませんでした。午後からは、斐川町と船津町の工事現場を2箇所見て回り、書類のチェックや現場の整理整頓など不安全行動等の状況をチェックいたしました。
 パトロール終了後、出雲建設会館へ帰着し、全員でそれぞれの現場の良好な事項や改善すべき事項等について話し合い、パトロールを実施した事業所への結果報告書を作成しました。
 今回のパトロールにおいて、気が付いた点は、概ね次のとおりです。
  • 工事現場は全般的によく整理整頓され、安全書類も概ね良好であった。
  • RKYの記載内容に同じ記述が続いているなど、評価の洗い出しが不十分であり、もう少し工夫が必要である。
 当出雲分会では、平成26年度も同様のパトロールを実施することとしております。
 特に、出雲県土整備事務所発注の公共工事において、年末に集中して労働災害と公衆事故が発生したことから、非常事態宣言が発せられるなど、安全対策の徹底と安全教育の推進を図らなければならないと痛切に感じております。
 特に建設業は、他産業に比べ労働災害の割合が高く、また死亡者数も多いというのが現状であることから、今後とも出雲分会の合言葉、「安全は出雲から」を実践するためにも、引き続き会員事業所の安全意識の向上のための啓発活動や安全パトロールを行っていく予定としております。

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全員で書類の審査
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唯一作業をされていた現場でしたが、
大変そうでした。

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本日は雪で作業が出来ませんでした。
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書類も分かりやすく整理されていました。

 

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