出雲地区建設業協会 事業内容

特別安全パトロールを実施しました。

 
平成25年9月4日
 
建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会
   
   今年で4回目となる特別安全パトロールを去る9月4日(水)、午前9時から実施しました。
  この特別安全パトロールは、建設業労働災害防止協会(以下「建災防」という。)島根県支部が主催して県下全域で実施されており、労働災害の防止は勿論のこと、会員企業の安全意識の高揚を目的に行われております。また、パトロールには、建災防島根県支部の高橋安全次長も同行し、監督機関である出雲労働基準監督署、発注機関である出雲県土整備事務所からそれぞれ竹並地方産業安全専門官と荒木技術専門監もご参加いただき、当出雲分会の荒木担当副分会長と7名の安全指導者も含め総勢12名で行いました。
  当日は、出発前に大雨洪水警報が発令されたため、中止にするのか、実施するのか随分悩んだ末、受け入れ態勢もできている現場事務所もあるということから実施することになり、予定より20分遅れて出発しました。
  午前中は佐田町内の2箇所の工事現場を見ることになっており、マイクロバス2台に分乗して最初のパトロール箇所へ向かいました。現場事務所への到着はほぼ予定の時間でしたが、降りしきる雨も一向に衰えを見せないことと、工事現場での施工が中止になっていることもあり、現場の調査は諦め、書類調査を重点的に行いました。2番目のパトロール箇所へ到着したころは、少し雨脚も緩くなってきましたが、直前までの大雨で施工中止となっており、ここでも書類調査を重点的に行いました。施工中の現場を見ることが出来ませんでしたが、午前の2箇所とも書類はよく整理されておりました。
  午後からは旧出雲市内の工事現場を2箇所見ることになり、昼食後の午後1時に出発し、3箇所目の現場に向かいました。
  大雨警報は継続されていたものの、午後にはほぼ雨も収まり、午後の最初の現場へのパトロールは、予定通りの時間帯で実施いたしました。最初に現場事務所で書類のチェックをした後、工事現場を見させて頂き、施工状況についても点検を行いましたが、午前中ずっと雨が降り続けていたため、施工現場でのぬかるみは、点検する我々も大変でしたが、作業中の方も苦労されていました。
  4箇所目の現場についても、午前中の雨で作業区域内の中は、ぬかるみ状態のところもあり、降雨時の作業は、大変苦労されていることが良く分かりました。
  予定の時間にはパトロールも終了し、出雲建設会館へ帰ってからパトロールの反省会を行い、出雲労働基準監督署、出雲県土整備事務所からそれぞれ気の付いた点や、会員への周知事項について次のとおり指導を受けました。

○出雲労働基準監督署竹並地方産業安全専門官からの指導事項
 本日の現場は概ね整理整頓がされており、良かったと思う。現場においては、個々に指導させてもらったが、パトロールをして、いくつか気の付いた点を申し述べるので、改善等をお願いしたい。
  • 雨が降ると水たまりができるので、これらの排水対策も実施して欲しい。
  • コンベアーの巻き込まれ災害の防止対策(巻き込み防止措置、非常停止措置)が充分でないように感じられた。
○出雲県土整備事務所荒木技術専門監からの指導事項
  • リスクアセスメントの資料が形骸化してきている。項目出しをし、十分に対処できる体制づくりをお願いしたい。
  • 最近は、労災事故はなくなっているが、公衆災害が頻発している。下請業者への指導を徹底して頂きたい。

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書類審査中
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工事看板の点検

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通路の確保も困難な狭い場所での工事は
大変だと思われます
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作業状況の点検

 

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