出雲地区建設業協会 事業内容

平成24年度 第3回安全管理パトロールを実施しました。

 
平成25年2月20日
 
建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会
   
   建災防出雲分会では、2月20日(水)、本年度最後の安全管理パトロールを実施しました。
平成24年度は、6月に特別安全パトロールを実施して以降、3回の安全パトロールと2回の夜間パトロールを行い、合計6回のパトロールを実施しております。
 今回の安全パトロールには、担当副分会長、安全指導者7名が参加し、午前9時に出雲建設会館に集合し、パトロールの重点チェック項目等について打合せを行いました。
 今回の重点チェック項目に掲げた事項は、先日(2月8日)に行った第2回現場代理人安全管理研修の講習内容である「リスクアセスメントの推進について」が、現場ではどのように実施されているかを検証することとし、リスクアセスメントを使ったKY活動の実施状況をチェックすることとしました。打合せ終了後の9時30分に全員がマイクロバスに乗車し、佐田町の工事現場に向かって出発しました。
 午前のパトロールは、佐田町内の工事現場を2箇所見ましたが、立春とは名ばかり寒さは一層つのり、防寒着に身を包んで、寒さをしのぎながらのパトロールとなりました。2箇所とも、書類は概ね整理されており、現場も整理整頓が行き届いていました。また、午後は斐川町と灘分町の工事現場を2箇所見て回り、書類のチェックや現場の不安全行動等の状況をチェックいたしました。
 パトロール終了後、出雲建設会館へ帰着し、全員でそれぞれの現場の良好な事項や改善すべき事項等について話し合い、パトロールを実施した事業所への結果報告書を作成しました。
 今回のパトロールにおいて、気が付いた点は、概ね次のとおりです。
 
  • 工事現場は全般的によく整理整頓され、掲示物も良好であった。
  • 重機の用途外使用もなく、不安全行動等も見られなかった。
  • 書類は概ね整理されていたが、リスクアセスメントの評価の洗い出しが不十分な現場もあり、もう少し工夫が必要であると感じた。
   当出雲分会では、平成25年度も同様のパトロールを実施することとしております。
 本年度は、年度後半に入ってから、島根県発注の公共工事において労災事故が多発しているとの報告も受けており、当出雲分会としては、一層の安全対策の指導並びに安全教育の推進が必要と感じております。
 特に建設業は、他産業に比べ労働災害の割合が高く、また死亡者数も多いというのが現状であることから、今後とも出雲分会の合言葉、「安全は出雲から」を実践するためにも、引き続き会員事業所の安全意識の向上のための啓発活動や安全パトロールを行っていく予定としております。


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現場も良く整理整頓されていました。   車止めもしっかりされていました。

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「架空線注意」看板は
目に付き良かったと思います。
  安全指導者の質問にも
丁寧に答えていただきました。

 

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