出雲地区建設業協会 事業内容

平成24年度第2回現場代理人安全管理研修会を開催しました。

 
平成25年2月8日
 
建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会
   
   建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会では、去る2月8日(金)、午後1時30分から島根県土木施工管理技士会出雲支部との共催により「平成24年度第2回現場代理人安全管理研修会」を出雲建設会館2階大会議室において開催しました。
 昨年10月頃から島根県発注の公共事業において労働災害事故が多発しており、島根県出雲県土整備事務所から労働災害事故の未然防止対策を求められており、そのため、今回の研修会は、建災防島根県支部の高橋次長を講師に迎え、「リスクアセスメントの推進について」と題して講演をしていただきました。年度末が近付いたこともあり、例年より参加者数も少なく、43名の方が受講されました。
 講演に先立って、荒木副分会長から、「2〜3月は会社も忙しく、また積雪や道路の凍結などにより、事故も多くなる時期である。本日参加された皆さんは、日々研鑽を積まれ、会社の柱としてご活躍されている方が多い。最近は、総合評価などの入札制度が導入され、工事成績点が会社の受注に影響する時代である。工事現場の様々な問題をクリアし、良質な成果物を提供することで工事成績点もよくなり、勿論安全対策の実施や無災害を続けることも良い評価に繋がってくることになる。本日の研修で、リスクアセスメントの進め方をしっかり学び、会社でそれを生かしていただきたい。」と挨拶があり、その後、高橋次長に講演をしていただきました。
 講演では、最初に島根県発注の公共事業における施工体制一斉点検結果で指摘された問題点と指摘事項について説明が行われ、「依然として改善すべきところがある。」と、より一層のリスクアセスメントの実施の必要性を強調されました。その後プロジェクターを使って、平成24年の労働災害の発生状況と事故事例の説明があり、リスクの低減措置の実例などを話され、リスクアセスメントの必要性とそれを進めるための《安全衛生管理計画書》の作成について説明がありました。
 特に《安全衛生管理計画書》の作成が如何に重要かを説明し、作成にあたっては、まず基本方針と目標を定め、危険性・有害性の洗い出しを行って、実施事項を定めるなど、参考例を示しながら、詳しく説明していただきました。
 講演は約1時間30分にわたって行われ、自らの経験や発注者との対応の仕方など、事細かく説明があり、大変有意義な研修会となりました。
 講演終了後、安全委員会の平井委員長が「本日の研修内容を各社に持ち帰り、無事故、無災害を目指して一層の努力をすることを誓います。」と御礼の挨拶を行って閉会しました。
 なお、本日の研修会は、「平成24年度第2回現場代理人安全管理研修会」としてCPDSのプログラムに認定・登録されており、参加者あてに受講証明をお送りすることにしております。


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荒木副分会長挨拶
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高橋次長の講演(1)

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受講風景(1)
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高橋次長の講演(2)

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受講風景(2)
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平井委員長お礼挨拶

 

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