技士会 事業内容

平成24年度 技士会出雲支部「技術研修会」を開催しました。

   
 
平成24年12月3日
   
   このたび、島根県土木施工管理技士会出雲支部では、平成24年度「技術研修会」を開催しました。会場は、昨年に引き続き出雲市塩冶有原町のニューウェルシティ出雲で、12月3日(月)、午後3時から開催し、会員約90名が参加しました。
 研修会に先立ち、長岡支部長が挨拶を行い、島根県土木部及び出雲県土整備事務所の日頃の技士会活動のご協力、ご支援に対するお礼を述べた後、国交省の若手技術者育成の取り組み状況について説明があり、また工事現場の安全対策の徹底を呼び掛けるとともに、土木技術における新技術の動向等について会員に報告がありました。
 続いて、出雲県土整備事務所の黒田所長が来賓として挨拶をされ、技士会活動に敬意を表されるとともに、島根県の公共工事の動向等についてお話がありました。
 そのあと研修会に入り、最初に出雲県土整備事務所の岩田技術専門監が「出雲県土発注工事に係る工事検査について」と題し、約1時間にわたってご講演して頂きました。
 講演の内容は、優良工事表彰の概要や、竣工検査の件数とその評定結果、更には工事種別や請負金額ごとの評定の分析結果等について分かり易く説明していただきました。評定点を良くするための条件として、加算項目である、施工計画書(加工し、現場特有なものにすること。)、安全管理関係資料(リスクアセスメント、日常点検の内容が皆同じになっていることが多い。)、コンクリートの表面仕上げ(見た目が良くない現場が多い。)について、もう少し工夫がほしいとの指摘があり、現場を担当する会員にとって大いに参考になるお話をしていただきました。
 続いて、島根県土木部技術管理課の山木企画幹が、「島根県建設工事における総合評価方式について」と題して講演され、総合評価の意義、総合評価の適用区分、島根県での総合評価方式の導入状況や実施状況についてお話しをして頂きました。また、出雲県土における平均落札率及び工事種別毎の落札率について話しがあり、電気工事、建築工事、舗装工事等に比べて一般土木工事や法面工事の落札率が低いという説明がありました。そのほか、総合評価における技術提案・施工上の留意点についてもお話ししていただくなど、参加者は熱心にメモをとり、会員にとって大いに成果のある研修会となりました。
 研修会終了後は、来賓の黒田所長を始め、講師を務めていただいた岩田技術専門監、山木企画幹、そして本日の「技術研修会」のお世話をいただいた出雲県土整備事務所の荒木技術専門監を交え、当技士会出雲支部の役員の皆様と意見交換会を実施し、技術力の向上や会員のレベルアップ等について、御指導を賜り、和やかな意見交換会を実施することができました。


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長岡支部長挨拶   黒田出雲県土所長の来賓挨拶

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岩田技術専門監の講演
  山木企画幹の講演

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受講風景(1)
  受講風景(2)

 

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