出雲地区建設業協会 事業内容

第49回全国建設業労働災害防止大会へ出席しました。

 
平成24年11月12日
   
   建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会では、荒木副分会長はじめ安全指導者5名など総勢7名で10月18日(木)〜19日(金)の2日間、神戸市で開催された、第49回全国建設業労働災害防止大会へ出席しました。参加メンバー一行は、18日午前8時32分JR出雲市駅発の特急「やくも」で開催地の神戸市へ向かいました。
 大会会場周辺には食堂等が無いということでしたので、新神戸到着後全員で昼食をとり、その後新神戸駅に待機しているシャトルバスに乗って、大会会場であるワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)へ到着しました。会場は、既に7〜8割がた席が埋まっており、ほぼ満席状態でした。
 開会に先立ち、12時50分から兵庫県鳶土工連合会によるアトラクション「木遣り」が行われ、扇をかざしながらの優雅な振りや、舞台中央で行う扇で神戸の市章をかたどったり、伝統のある踊りで参加者を出迎えていただきました。
 大会は、予定通りの13時15分から開催され、冒頭、建設業の労働災害により尊い命を失われた御霊に黙とうを捧げた後、全国建設業労働災害防止協会の銭高会長が挨拶に立ち、「近年、建設業労働災害は、着実に減少している。しかし、昨年は、休業4日以上の死傷災害が増加しており、緊急の対応が求められている。建設従事者は、いかなる状況でも、使命感と誇りを持って日々作業に当たっている。このような方々を悲惨な労働災害から守るためにも、労働災害の根絶に向けて各種事業を着実に推進しよう。」と決意を述べられました。
 そのあと、厚生労働大臣の代理として宮野厚生労働省労働基準局安全衛生部長、国土交通大臣の代理として塩見国土交通省建設市場整備課労働資材対策室長、井戸兵庫県知事などの来賓挨拶受けました。
 続いて、安全衛生表彰・顕彰基金による顕彰が行われ、その後加藤大会副実行委員長による安全の誓いとして、「墜落・転落、機械・クレーン等三大災害防止の徹底」、「安全衛生教育の積極的な実施」、「リスクアセスメントを効果的に進めるコスモスの実施」の三つの柱をスローガンに掲げて宣言し、労働災害撲滅の決意を新たにしました。
 15時20分からは、ノンフィクション作家の柳田邦男氏が「ヒューマンエラー克服のために〜組織事故の視点から〜」と題して講演があり、参加者は熱心に聞き入っていました。
 なお、当分会からは、優良賞の会社部門で(株)御船組が安全衛生表彰を受賞されました。
 来年度の大会においても、当分会から沢山の表彰受賞者が出てきますよう、是非安全衛生水準の向上に努め、労働災害防止対策に万全を期していただきますようお願いします。


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開会式
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開会式風景(ほぼ満席でした)

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会場のワールド記念ホールにて
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宮野労働基準局安全衛生部長の講演

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夕食は建災防島根県支部の皆さんと一緒に

 

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