出雲地区建設業協会 事業内容

役所との合同安全パトロールの実施について

 
平成23年11月21日
 
建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会
   
   建災防出雲分会では、例年、当分会正副分会長、安全委員と出雲労働基準監督署、出雲県土整備事務所の職員との合同安全パトロールを実施しております。
 今年度は、去る11月21日(月)、午前9時30分から2班体制によりパトロールを実施することになり、第1班には出雲労働基準監督署から土江安全衛生課長、出雲県土整備事務所から荒川技術専門監が同行されました。また、第2班には出雲労働基準監督署の田部地方産業安全専門官、出雲県土整備事務所の竹田技術専門監が同行されました。
 当日は、各班とも4現場ずつパトロールを行い、参加者それぞれが書類の点検、重機の使用状況、足場の転落防止柵の設置状況など、計8現場を入念にチェックされました。今回のパトロールでは、重機の作業計画や手順書を重点的にチェックすることとし、監督機関、発注機関そして受注者それぞれの目線で点検を行いました。
 パトロール実施後反省会を行い、出雲労働基準監督署、出雲県土整備事務所からそれぞれ気の付いた点や、会員への周知事項について次のとおり指導を受けました。
   
 
○出雲労働基準監督署土江課長からの指導事項
   現場の状況は全般的に整理整頓され、掲示物も良好であった。ただ、今年に入って3件の死亡事故が発生しているが、何れも重機等によるものであった。本日の現場も、車両系の事故が発生する可能性を含んでおり、思い込み等がないよう、入念な打ち合わせを行うとともに、きちんとした作業計画を立てていただきたい。
   
○出雲労働基準監督署田部地方産業安全専門官からの指導事項
   本日の現場は概ね整理整頓がされており、良かったと思う。最近、車両系の事故が多くなっていることから、それぞれの現場に対し、次の点について周知徹底を図っていただきたい。

(1)運転者と立入者の意思疎通が図れるよう連絡合図方法について、十分確認をとること。
(2)重機の用途外使用を行わないよう、作業計画をきちんと立てること。
(3)小型移動式クレーン(ユニック)による事故も多いので、吊る重量や作業半径の確認をすること。
   
○出雲県土整備事務所荒川技術専門監からの指導事項
   現場においては、個々に指導させてもらったが、監督機関、発注機関等それぞれの目線で色々なことに気づき、大変によかった。
   
○出雲県土整備事務所竹田技術専門監からの指導事項
   工事現場の緊急時連絡表に、休日、夜間の発注者の連絡先として、合庁警備員室(直通)の電話番号を記載すること。


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第1班書類検査中   第1班 現地の説明風景

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第2班 書類検査中   第2班 現場事務所前での工事概況説明

 

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