出雲地区建設業協会 事業内容

平成23年度第1回現場代理人安全管理研修会を開催しました。

 
平成23年8月3日
 
建設業労働災害防止協会出雲分会
   
   建設業労働災害防止協会出雲分会では、去る8月2日(火)、出雲建設会館において本年度第1回目となる現場代理人安全管理研修会を開催しました。
 今回の研修会には会員企業から84名が参加しました。
 今回の研修会は、出雲労働基準監督署の土江安全衛生課長を講師として招き、「建設業における労働災害防止について」と題してご講演をいただき、また、当出雲分会の3名の安全指導者による「職長・安全衛生責任者の役割について」、それぞれお話しをして頂きました。
 研修会に先立ち、主催者代表として荒木副分会長が挨拶を行った後、土江安全衛生課長から約1時間20分にわたり、講演していただきました。
 土江課長の講演内容は、建設業の労働災害に関し年別、業種別、また事故の型別、起因物別に説明していただいた後、島根労働局第11次労働災害防止計画の協力依頼をされました。また、最近増加傾向にある熱中症の予防対策についてお話があり、熱中症の症状と分類、予防対策としての服装や日常の健康管理、救急処置等について、詳しく説明をしていただきました。そして、最後に「労災隠し」の実態や元請け責任等についてお話があり、出雲労働基準監督署管内においても、4月以降に2件の労災隠しが発覚しており、労働災害による休業・死亡等があった場合には必ず「労働者死傷病報告」を提出するように指導がありました。土江課長の講演終了後、平井安全委員長から土江課長に対し講演のお礼を述べ、第1部の講演会を終了しました。
 第1部の講演後、5分間の休憩をはさみ、当出雲分会安全委員会安全指導員による、職長・安全衛生責任者の役割について講演があり、平井安全委員長が「これからの安全管理―リスクアセスメントの取組み」と題して、三代指導員からは「職長・安責者再教育3―作業手順の作成」について、高橋安全副委員長から「職長・安責者再教育4―職長・安責者が行う安全活動」について、スライドを使っての研修会を行いました。
 昨年の第1回現場代理人安全管理研修会は、110名を超す参加者で、会場は超満員となりましたが、今年は、昨年に比べ若干少ない参加者で、公共事業の縮減が、この様な研修会にも影響しているような気がし、なんだかさみしい気もいたしました。
 第2回目の現場代理人安全管理研修会は、1月頃を予定しておりますので、出来るだけ多くの会員に参加していただきたいと思います。


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荒木副分会長挨拶
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講師 監督署土江安全衛生課長
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講師 高橋副委員長


指さし確認“良し”

 

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