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『出雲農林高校生との現場見学会・意見交換会』を開催しました。


 2014年10月29日、島根県立出雲農林高等学校 環境科学科 2年生34名の皆さんを対象とした『現場見学会・意見交換会』を開催しました。
 AM9:00に出雲農林高校を出発し、移動中のバスの中でオリエンテーションを行い見学する現場に向かいました。
 最初の現場は、国土交通省 中国地方整備局 松江国道事務所発注の多伎朝山道路小田地区改良第5工事(受注者(株)フクダ)です。始めに松江国道事務所 宮田建設監督官様に事業説明をして頂きました。続いて(株)フクダ 現場代理人 畑原 和朋様に工事概要の説明をしていただきました。現場の作業状況を撮影したDVDを見ながらわかりやすく作業方法などお話いただきました。最後の質疑応答では『朝は何時に起きてますか?』などいろいろな質問がされました。
 見学会2箇所目は(株)板倉重機様の江田ヤードです。ここではパワーショベル、アーティキュレートダンプの搭乗体験を行いました。普段では接する事のない大きな建設機械の運転席からの眺めなど高校生の皆さんに楽しんでいただきました。
 青年部会員の(株)板倉重機 持田 充様から建設機械を運転するために必要な資格、建設機械にもハイブリッドがあることなどを説明して頂きました。
 午後からは島根県 出雲県土整備事務所発注の出雲工業高等学校整備事業敷地造成工事(受注者 今岡工業(株))、出雲工業高等学校(既設校舎解体他)整備(建築)工事(受注者(株)トガノ建設)の現場を見学させていただきました。始めに出雲県土整備事務所園山建築課長様から事業説明をしていただきました。今岡工業(株)石飛 政己様から工事内容などについて説明して頂きました、またこの現場にインターンシップ実習で就業体験された生徒さんも居られ自分がした仕事を他の生徒さんにお話されていました。(株)トガノ建設様の現場では解体前の既設校舎を使用した消防訓練の様子などのご説明がありました。
 意見交換会では出雲県土整備事務所 永井所長様に『島根県の建設産業界の明日を支える』と題してご講演いただきました。社会資本整備における建設産業の役割、建設産業は人が主役であること、その建設産業で若手社員が不足している状況などわかりやすくお話いただきました。続いて出雲県土整備事務所 加藤 章子様に東日本大震災 被災地派遣報告をしていただき、復旧事業の内容や被災地の状況などお話いただきました。
 つづいて若手社員を代表して、(株)中筋組 登川様、(株)フクダ 門脇様から建設業についてお話があり、仕事をする中で苦労したことや建設産業は自分達が作り上げたものが地図にも載り、半永久的に残る構造物でやりがいがもてる仕事であることをお話いただきました。また、建設産業で働く上でいろいろな資格が必要であること、その資格を取得するためには経験を必要とすることなどご説明頂きました。
 ご参加いただきました皆様大変ありがとうございました。

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現場見学(1)
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現場見学(2)

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建設機械搭乗体験
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意見交換会

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皆、真剣に聞いてくれました。
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いろいろな質問がありました。

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